Gothong社、日本企業と提携、アセアン市場に注目

Gothong Southernグループは、日本の物流会社と提携した直後、アセアン統合を活用する為の準備を開始しました。 Gothong社物流部門の最高執行責任者(COO)アレッサンドロ・ランパヤン氏は、鈴江社との合弁会社が、国際市場の堅固なネットワークへのアクセスを可能にし、海外サービスを拡大する為に役立つと話しました。
「2014年には、戦略計画に国際的な取り組みと翌年のアセアンの統合を活用する計画を盛込みました。 その時、私たちはまだ計画を実行に移す最良のプランを見つけられずにいました。なぜならもし私たちが自力で計画を実行すると、多くの資本的支出が発生すると考えていたからです。」セブ・デイリー・ニュースのインタビューで彼は語りました。
ランパヤン氏はGothi-Suzue Philippines社(GSPI)の暫定社長として、今年2月末までに後任者を見つけるまで同社に留まります。

鈴江社はターミナルオペレーションおよびロジスティクスのサービスを提供し、中国、ベトナム、タイ、インドネシア、ミャンマー、マレーシア、インド、バングラデシュ、さらには北米のメキシコにもサービスを提供しています。
ランパヤン氏は、これらのすべての場所で、鈴江社は地元企業とのパートナーシップも持っていると話しました。
彼は鈴江社とのパートナーシップがGothong社が2年前に進もうとしていた方向へ再度向かう為の助けとなるでしょうと語りました。
「私たちは彼らのネットワーク内の市場を利用することが可能になります。 国際貨物運送業者であれば規制はありませんが、エージェントネットワークで取引することが一番簡単ではあります。そこには大きなチャンスがあるからです。」と、ランパヤン氏は話します。
同時に、鈴江社は、Gothong社が提供するサービス、特に船積み、物流、輸送、港湾や所有権などの部門の国内市場でのサービスを利用することが可能となります。
ランパヤン氏は、合弁会社はGothongが国内市場の特に成長を続ける物流事業に力を注ぎながら、かつ、フィリピン国外への事業拡大を可能にしてくれると述べています。
鈴江社と提携することで、Gothong社の物流業務が国際的に実行され、ベンチマーキングと知識移転を促進することができます。「開始のタイミングはとてもよく、お互いの強みを活用することができています」と彼は語ります。

両社のジョイントベンチャー契約の正式な署名は、2016年12月にマカティで開催されました。
GSPI社は、一般的な運送、倉庫保管、陸送、およびその他の物流関連サービスに特化しています。
ランパヤン氏は、初年度は、フィリピンに既に設立された日本企業を含むニッチ市場に専念すると述べました。
同氏によると、これらの企業には、フィリピンに企業を設立しようとする日本企業と、輸出産業に従事する企業も含まれるだろうと語ります。
しかし、ランパヤン氏は、同社の投資を事業年度1年目に明らかにすることを拒否しました。
ランパヤン氏は、この合弁会社の挑戦は、すでに業界に設立されたプレーヤーの数を考慮して、早急に収益を上げることですと付け加えました。
「ニッチ市場を持つことは、初年度の事業においてはチャレンジになるでしょう、しかし合意した事業計画を効果的に実行すれば、これらの課題を解決するでしょう」と伝えました。