日本でも有名な上組株式会社について

常に時代の風を読み、変化する社会の要請に即応しながら一歩先のテーマに取り組み、企業価値の向上と経営の安定化に努め、豊かな社会の実現に貢献することが上組のビジョンとなっております。
来年、創業150周年を迎える日本の物流会社であり、日本周辺の港湾や海外の港湾の物流事業を展開しています。
上組の事業範囲は大変広範囲です。 神戸と東京の上組だけで運営しているコンテナターミナルを含め、日本全国に広大な港湾インフラ設備を保有しています。上組の総稼働のシェアは、日本の6大港でトップにランクされています。
港湾貨物の積み下ろしや輸送に携わっていた会社として、コンテナターミナル管理、倉庫保管(保税/温度管理など)、税関仲介業、海上航空、航空貨物、陸上輸送、産業パッキング、3PL(第三者物流)、契約物流、産業プロジェクト物流、また自動車、化学品、消費、小売、エネルギー、ファッション、ヘルスケア、ハイテク、製造、テレコム、産業向通信、生鮮食品などの産業での大型リフト輸送/設置など、事業領域を着実に拡大してきました。

上組の始まりは、神戸港が開港した同じ年である1867年に遡り、外国貨物ゾーンも設立された年です。社歴の前半には、日本の6大港(1867年から1927年)と2つの主要製鉄所港に拡大していました。戦後には鉄鋼業や原子力発電所事業(1967年)への事業拡大を継続し、1968年にコンテナターミナル事業を開始しました。1973年には、ジャカルタに駐在員事務所を初の海外事務所として開設しました。 その後、アジア諸国および中東に他の子会社が設立されました。
上組には主要事業部門があり、それは、港湾輸送部(国際物流課)、野菜&果物部門(ライス課)、飼料&穀物部門、重貨物&エネルギー輸送部門です。

輸送と物流のプロバイダーとして、数量ではなく品質にビジネスの重点を置いています。上組は、ターミナルロジスティクスをよりシンプルでより効率的にし、顧客の要求を満たすために尽力してきました。 そのような努力の結果の1つは、顧客の貨物が効率的で競争力があり時間のかからないプロセスで処理できる「スマートターミナル」です。
上組は東京証券取引所市場第一部に上場しています。上組は、すべての日本のゲートウェイポートに存在し、次の主要サービスを提供しています。

上組は、東京と神戸のプライベートターミナルを含む、日本の主要港湾に豊富な物流設備を保有しています。 東南アジアを中心に海外への進出を図り、海外での物流ニーズを満たすことを目指しています。その強みであるターミナル事業については、海外のターミナル開発に取り組んでいます。 現在、タイのレムチャバン港やスペインのヴァレンシア港でターミナル経営に従事しています。 この事業の範囲をさらに拡大する予定です。上組の利点の1つは、コールドチェーン物流です。 上組は、全国に設置されている中央冷却物流センターでバナナとパイナップルという腐敗しやすい輸入品の50%以上をを取り扱い日本全国へ運んでいます。上組の最大のメリットは、経験と専門知識を備えた職場技能であり、お客様の様々な要求に応えるために「上組デザイン物流」を推進しています。

今後、主要な港湾輸送および物流会社として、海外のターミナルに今後も積極的に投資する予定です。オペレータのための入札プロセスが存在し選ばれる必要がある場合は世界のメガオペレータと競い合わなければならない日も来るでしょう。 しかし、日本政府が率いる政府開発援助(ODA)として港湾プロジェクトとして取り組み、常にこのような課題に積極的に取り組む予定です。上組は、CSR方針の一環として、モーダルシフトの推進、低排出ガス車や燃費の良い自動車やLEDライトの導入、太陽光の利用など、環境保全活動を行っています。 地元の子どもたちの港湾運送施設のサイトツアー、植林、清掃活動などの活動を行い、地域社会に貢献しています。
同社は、事業目標を達成するために多額の投資をして日本の港湾運送業の発展を導いた歴史があります。 神戸と東京の港には高い基準とプロファイルを持つターミナルがあり、上組だけで運営されていることを誇りに思っています。 これらのターミナルは、最先端のターミナルオペレーションシステム(TOS)および荷役装置を提供することにより、船舶の幅広い需要に応えることができます。
TOSは、トータルソフトバンク社(TSB)の製品で、「CATOS」と呼ばれています。 他のターミナルに提供される保守作業のためにTSBとの合弁会社を持っています。
上組は、基本的なITシステムの改革に多額の投資をしており、物流とその関連情報が密接に関係しているサプライチェーンサービスネットワークの開発に遅れを取らないようにしています。